日本臨床コーチング研究会メール通

日本臨床コーチング研究会メール通信 2019年4月23日

会員のみなさんこんにちは。
会員の皆様の臨床コーチングに役に立つ(かもしれない?)情報を発信いたします。
 
今回は、社会医療法人財団 白十字会 佐世保中央病院 糖尿病センター長 松本
一成 先生の記事を配信させて頂きます。
 
 外国籍の看護師が日本の看護師国家試験に合格することはかなり難しく、合格率も低いそうです。日本語はやっぱり難しいのだろうと思います。
 
ある病院にコーチングの講演で招待されまして、病院の幹部(理事長、院長、事務長)の皆様に懇親会を開いてもらいました。そのときに、外国籍の看護師の国家試験合格祝いも兼ねて行うということでした。
 
合格した看護師はきっと優秀な人材なのだろうと思いましたが、私が興味を持ったのはその指導係の日本人看護師です。私は、「外国人に日本の看護を教えるのは大変だったでしょう?どんな工夫をされたのですか?」と質問しました。すると、その人は「そんなに大変では無かったですよ。彼女は何でもできる看護師でしたから、教えることなんてありませんでした。」と答えました。しかし、その発言に続いて、「ただ、勉強時間を確保できるように支援をしました。試験は看護が本当にできるかどうかを問いません。日本語の設問を読んで、何を聞かれているかを理解し、正しい答えを出すというルールを憶えることが大事です。」と言われました。これは凄いことです。外国籍の看護師と共に過ごして、その能力を承認し、国家試験の合格のために何が必要なのかを熟慮されています。彼女はとても素敵なコーチだと思いました。労働力不足が問題になっている昨今、外国人の働き手が日本に入ってくる機会が増えることでしょう。そのとき、外国人の能力を引き出せる人材こそが重宝な存在になることでしょう。コーチングを指導にいったのですが、むしろ私の方がよい勉強をした気分になりました。
 
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発行 日本臨床コーチング研究会
住所 857-1195 長崎県佐世保市大和町15番地 佐世保中央病院内
Mail rinsho-coach@hakujyujikai.or.jp
発行人 松本一成
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このページの更新日:2019/04/22

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